バクライオン教会の十戒石碑

先日のツアーで、定番観光スポットのバクライオン教会(フィリピン最古と言われる教会の一つ)に行ったときのこと。

敷地の入り口を入ってすぐ脇のところに石碑のようなものがあるのですが、今まで特に気にも留めず、読んだことさえなかったのですが(苦笑)、先日は嫁さんがまじまじと見つめておりました。

嫁さんが言うには、どうも十戒(神様がモーセに授けた、イスラエルの民が守るべき十の戒め)のことが書かれているようだとのことでしたので、改めてじっくり見ると、確かにそのようでした。

その石碑は(おそらく)ビザヤ語で書かれているので、正直、私レベルではさっぱり理解できないのですが、10の文章があり、タイトルにも"napulo"(ビザヤ語で10の意味)が使われているので、まあ、十戒と考えて間違いないでしょう。
事実、「〜してはならない」という掟には、"dili"(否定を表す)が冒頭で使われており、わかりそうな表現だけとっても、十戒を表していることがわかります。

教会や鐘楼などメインの建物にだけ目がいってしまいがちですが、実はこんな目立たないところにも、意外と興味深いものがあるんだなあ、としみじみ感じました。