今後のこと

日本はようやく緊急事態宣言が解除されようとしていますが、フィリピンでは引き続きロックダウン実施中です。第二波、第三波の恐れもあるので、簡単には解除できませんが、来月からまた規制が緩められそうな話も出ております。経済の問題もあるので、その辺りの兼ね合いを考えつつ、少しずつ規制を緩めていくことになるのかなと思います。

 

ところで、ツアー仕事は既にこの3月末で業務を終了しているのですが、これは私の献身(牧師、伝道師など職業的な直接献身)の決断に伴うものです。かなり以前から献身の思い自体はあったものの決断するまでには至らなかったのですが、昨年からより深く聖書の学びに取り組むようになったのを機に、いろいろな方々のお祈りや勧めもいただきつつ、最終的に祈りと聖書の言葉による神様の導きを確信し、決断しました。

ツアー仕事の廃業手続きにまだ時間が掛かるため、当面は聖書の学びをしつつ手続きを進め、手続きが完了したら、神学校(聖書学校)での専門的な学びを始めたく願っております。手続きにおいては、コロナ禍で平時とは異なる中、通常以上に予期せぬ事態が起きる恐れがありますが、ともかくスムーズに完了できることを日々祈っています。

 

それにしても、今回のコロナ禍では健康・医療的な問題はもちろんですが、経済的な問題も非常に大きく、私が関わっていた観光業は壊滅的な状態で、コロナ禍以前の集客に戻るのはかなりの時間が掛かる見込みです。

私も当初はしばらく日本との行き来ができなくなるのかなくらいの甘い認識だったのですが、高温多湿のフィリピンでもしっかり感染が拡大している状況から、これは大変なことになったと認識を改めざるを得なくなってしまいました。

まだツアーを普通に行っていた1月、2月の段階ではまさかここまでの状態になるとは思ってもみませんでしたが、できることから少しずつ取り組んでいくしかないのでしょう。各関係者の必要が備えられるよう祈るばかりです。

f:id:khgreen:20200102113139j:plain

年始のリバークルーズ

(写真は年末年始のツアーで訪れたロボックリバークルーズ。ツアーが再開できても、ビュッフェ形式の食事の提供は難しいでしょうし、クルーズ自体が密になってしまうので、かなり人数を絞ることが営業の最低条件になってくるかと思います。)

 

しかし、コロナ禍での世界的なダメージを思うと、この世の儚さを思わずにはいられません。

「草は枯れ、花はしぼむ。しかし、私たちの神の言葉はとこしえに立つ。」(イザヤ40:8 聖書協会共同訳)

永遠に揺らぐことのない神の言葉(聖書)に依り頼みつつ、神様が今回のコロナ禍も益と変えてくださることを信じて、希望を持って前進していきたく願っております。