今年一年を振り返って

早いもので、この2016年から新しい一年に移ろうとしています。
ということで、簡単にこの一年を振り返りつつ、この一年の感謝をしたいと思います。
(先日のクリスマスのブログ更新の際に、いろいろ書きたかったのですが、バタバタしていたため、今回に持越しとなりました・・。)

〔引越し〕
今年の我が家の大きな出来事と言えば、やはり引越しでしょう。それまで4年少々、住み慣れたアパートを離れ、パングラオ島の一軒家に引越しました。
庭の掃除など、これまでになかった家事が増えたことや、特に水道の出が悪いため、水の使用にやや難がある等、大変なこともありますが、ゆったりと静かに暮らせるのは大変魅力です。シンプルな間取も結構気に入っています。

〔ヤギ〕
ヤギについては、3〜5月の乾季の際に、エルニーニョの影響で、雨が非常に少なく、餌となる草の確保に非常に苦労しました。

ヤギの数は、引き取っていただける人達が見つかり、引越し時には5匹になりましたが、その後すぐに2匹が出戻り、さらに新たに2匹が誕生。また、1月くらい前から、同じく引き取ってもらっていたサブ子とあん子が出戻りとなり、今や総数11匹!妊娠していると思しきヤギもいるので、そう遠くないうちに引き取り手を探す必要になりそうです。

先日出戻りとなったあん子は、かなり痩せてしまった上、足腰も相当弱っており、現在養生中です。回復には時間が掛かりそうですが、地道に世話を続ける必要があります。

〔ツアー〕
今年は、昨年と比べて、繁忙期と閑散期の売上の差が顕著でしたが、全体的には売上を伸ばせたので、大変感謝です。ただ、我々の給料もやっとの思いで出しており、とても社員を雇える状況ではないため、来年はさらに成長せねばと思わされています。

とは言え、この年末年始は長期休暇の影響もあり、たくさんのお客様に御予約、お問合せいただきました。誠にありがとうございます。
今も繁忙期の真っ最中ですので、引き続き頑張っていきたいと思っています。

〔その他〕
この一年というより最近の話ですが、現在の我が家のブームがミロです。
きっかけとしては、私がヘトヘトに疲れていた時にたまたまミロを飲む機会があって、飲んだ途端に元気を回復したことや、胃の調子が悪くてコーヒーや紅茶を控えていた際に、その代わりにミロを飲んでいたこと、そんなところかと思います。
(強い子のミロ お得パック)

通常、牛乳に溶かして飲むのですが、我が家ではお湯や冷水で飲んでいます。やや濃いめに溶かすとより美味しく飲めます。


・・と最近のことも含め、ざっと振り返りましたが、何よりもこの一年、健康が守られ、元気に過ごせたことが何よりの恵みかと思います。

神様に、お世話になった皆様に、改めてこの一年の感謝をいたします。
どうぞよいお年をお迎えください。

移動パン屋

家を引越してから彼是4ヶ月くらいになります。
新居の環境は自然豊かで、まあまあ民家もありますが、商店やパン屋等はやや離れた幹線道路まで行かないといけないので、小腹がすいて何か食べ物がほしいなあという時には、ちょっと不便な面があります。
(新居周辺の様子)

(以前の家もモールには近かったですが、そこまで行かないとまともな買い物ができないので、まあ、そういう意味では状況は似ていますが・・。)

そんな私たちの強い味方が移動パン屋。トライシクル(バイクにサイドカーを付けたもの)の荷台部分にパンを展示しながら売りに来ます。
私たちがいつもお世話になっているパン屋さん以外にも、複数のパン屋トライシクルがやってきます。
市内に住んでいたときはアイス以外の移動販売は、あまりお目にかかりませんでしたが、ちょっと田舎のエリアにはあるんですね。有難い限りです。

フィリピンでは、朝食と昼食の間と、昼食と夕食の間にそれぞれスナック(軽食、おやつ)を取る習慣があり、パンはスナック時の重要アイテム。
そんな事情もあり、販売されているパンは甘いものが多く、日本でいう菓子パンのようなものはもちろん、食パンもなかなかの甘味があります(苦笑)。
(私たちは少数派の甘くない食パンを買っています。なぜかそっちの方が安い(笑)。)

上記の移動パン屋は食パンは売っておらず、もっぱら菓子パンがメインですが、朝食・昼食・おやつ等、幅広く活用させてもらっています。
そのため、買うときはそれなりの量(しかも2人分なので)になりますが、それでもどんなに高いときでも、100ペソいくかいかないかくらいですので、財布にやさしい値段です。
(特に具材を使わない単なるパンはとても安く、小さいものだと1個2ペソとか3ペソという世界です。)

そんなことで、最近はすっかりパン屋さんに胃袋を掴まれてしまっていますが、ただ甘いパンばかりなので、時には甘くない、食事に適したパンや、おかずパンのようなものも欲しくなってきます(苦笑)。
また、パンだけでなく、おかずや惣菜も売ってくれないかな、と叶わぬ希望を思ったりもしますが、ともあれ、自宅の目の前でパンが買えるという便利さに感謝しつつ、甘いパンを楽しんでいます。

なお、今回は写真がなかったので、近いうちに写真を用意したいと思います。

ようやく落ち着いた天気に

ここ2、3週間、台風の影響は無かったのですが、雨が本当に多くて、毎日どこかの時間帯で雨になり、雨が無くても、ジメジメ・ムシムシと実に過ごしにくい日が続いておりました。
特にヤギ達にとっては災難で、雨が酷くなると小屋に戻しますが、雨が止んでしばらくして外に出したと思ったら、また降り出す・・ということが続いた日もあり、ヤギも私たちもウンザリ・・。

ただ今週に入ってからようやく雨も落ち着いてきて、今日は一日カラッと爽やかな天気に!気温はまあまあ高いですが、湿度低めで、洗濯物も良く乾き、快適な日中となりました。
ヤギ達もたくさん食べて、皆満腹の様子。まあ、何事もなく、ヤギも元気でいてくれるのが何よりだなあ、つくづく思ってしまいます。
(今日のピョン子(右)とコロ助(左)。誕生して早くも2ヶ月に。)

ところで、今日はアメリカ大統領選。ある程度予想されていたものの、意外な?結果となりましたが、果たして日本との関係はどうなるのか?フィリピンとは?来年はいろいろと目が離せない一年となりそうです。良い方向に向かってくれることを願っています。

インターネット再開と最近のサービス事情

今月はツアーも閑散期となり、空いた時間であれやこれやと、やりたいことややり残したこと等に取り組みたいところですが、やはりこちらでは何かと突発的な用事ができたり、トラブルが発生したりと、なかなかまとまった自由な時間が取れないのが悩みどころであります。

そんな中ではありますが、先日は、無料の聖書配布をしているギデオン協会のタグビララン支部の会合に呼ばれ、夫婦共々証をする機会が与えられ、大変感謝な時を過ごすことができました。

特に嫁さんは、ギデオン聖書でクリスチャンになったので、その証に参加者(牧師や教会関係者ですが)の多くが感動したようで、このミッションの後押しに貢献できたのではないかと、神様に感謝しています。

そんな感謝な時も束の間、今度は自宅に設置してあるインターネットが急に接続できなくなってしまい、ショップで確認したところ、旧サービスが自宅のエリアで運用停止となったため、接続ができなくなったようで、そもそもの契約も既に解約状態になっていた(そのため連絡ができなかった?)とのこと。

もともと今の家に引越した際に、既にネットの設備が設置されていたものの、入居者がいない間はサービスが停止(正確には解約のような状態)されていたため、再開の手続きをしてもらったのですが、とりあえず利用できるようになっただけで、正確には再開できていなかったということかもしれません。(実際、引越してからサービス中断まで利用料の請求が無かったので・・。)

この辺は人任せになっていたので、正確なことはわからないのですが、ネットが使えないと仕事はもちろん、様々なことに支障をきたすので、私の名前で改めて契約をし直すことにし、モデム等の再設置までの間は、ポケットwifiで凌ぐことに。

フィリピンでは初めてポケットwifiを使ったのですが、廉価モデムのため、やはりスピードが遅く、繋がらないこともしばしばで、これでは仕事にならんと夫婦共々うんざりとしておりました(苦笑)。
(しかもサービスの料金プランは従量制ですが、利用量の制限が通常契約しているものよりもはるかに少ない量なので、ちょくちょく使用量を気にしながらの利用となり、これもストレスでした。)

今回の契約に当たって、たびたび追加書類等でショップに呼ばれましたが、ツアー中の私に代わり、嫁さんが不便な交通事情の中、トライシクルやバスを駆使してショップに行ってもらった甲斐があり、何とか昨日改めてモデムを設置してもらい、ネット再開!!神様に感謝、嫁さんに感謝です!!

再開したネットは反応も早く、ストレスもほとんどありません。(感覚的には中断前よりも早くなった?ように感じます。)ありがたい、ありがたい。

今回の契約プランは、(利用額にはほとんど変化はないですが、)スピードが5Mbps、月50GBまで使用できるもので、夫婦二人で使うには十分です。(今回のポケットwifiのように)かつて感じたネット接続上の問題はほとんどなく、この3、4年でネット環境も確実に改善されているなあ、と感じますね。

実際、利用プランも年々改善されているようで、新プランの目玉では、100Mbps・1TB(月2499ペソ)という日本と同等くらい(?)のスペックのものが、ようやく手が届きそうな金額まで下がってきており、数値的にもサービスが向上しつつあるようです。

とはいえ、私たちの住むエリアでは、今の私たちのプランがサービス供給上の上限のようで、(仮に支払う余裕があっても)これ以上のアップグレードはできないとのことでした(苦笑)。
何かレストランでよくある、メニューにあるけどNot Available(注文できない)な品のようで、この辺はフィリピンだなあと感じますが、ともあれ、ネット環境が劣悪なフィリピンも少しずつ状況が改善されていることに、素直に嬉しさを感じている今日この頃です。

ボホールのフルーツ事情

私は小さい頃からフルーツが好きなのですが、如何にせん、日本のフルーツは高いので(もちろん、その分質も良く、美味しいのですが)、普段食べていたのは安いバナナや(冬のみ)みかんくらいでした。それ以外は、頂き物だったり、実家で食べさせてもらったりと、たまに食べる程度。(だからこそ余計に美味しく感じたのか?)

こちらに移住してからは、引き続きバナナが常食で、さらにマンゴだったり、最近はスイカを食べることが多いですが、食べる量は、随分増えたように思います。
というのも、こちらでよく見かけるバナナ、スイカ、パイナップルは、実に安く、マンゴはこれらよりもやや高い(時期により前後します。)ですが、それでも日本で買うよりははるかに安いです。これぞ、フルーツ天国たる所以か。

ただ、フィリピン=フルーツ天国というのはやや違和感があって、特定のフルーツは安く、大量に出回っているものの、常夏のため、種類は限られます。むろん、輸入で、ブドウ、オレンジ、イチゴ、キウイ・・等も手に入りますが、値段が高い上、どう見ても美味しそうに見えない物もあり、滅多に買うことはないですね。

それに比べると、日本のフルーツは全般的に高い気はするものの、質も高く、四季折々で様々なフルーツが手に入りますので、いろいろな味が楽しめます。だいたいどれも甘くて、美味しい。正直私の感覚からすると、日本の方が余程フルーツ天国ではないか、という感じがします。


・・と日本のフルーツ事情を懐かしみつつも、こちらのフルーツ生活を満喫していますが、先日、嫁さんがネットで、3食を基本フルーツのみで何年も生活しているという人の記事を読んでいて、私も教えてもらいました。
その方は、自ら実験台としているようですが、この生活を始める前から比べるとかなり痩せてしまったものの、体は至って健康で、肌もツヤツヤとのこと。

私も以前、バナナだけで2週間(だったかな?)くらい生活したという人の記事を読んだことがありますが、やはり健康体で、体調も非常に良かったとか・・。
(ただし、精神的にはかなりしんどかったようで、もう二度とバナナは見たくない、といった感想だったように記憶しています。)

子どものからの親のススメもあり、フルーツは体にいいものだという認識でいたのですが、どうも上記の事例からすると、体にいいどろこか、完全食といっていいように思います。(理屈はわかりませんが・・。)

聖書を読むと、アダムとエバが住んでいたエデンの園も、各種フルーツが豊富に生っていたようで、彼らの食事も基本的にフルーツだったのだろうと思います。
また、天国(正確には新天新地、新しいエルサレム)にも、毎月実が生ると書かれており、やはりフルーツがメインとなるのでしょう。
(よく冗談で、天国にいくとカレーやカツ丼が食べられなくなる等と言いますが・・。そもそも、天国でも3食食べる必要があるのかわかりませんが・・。)
冗談はともかく、聖書的にも、フルーツは食べられることを前提に存在している、と考えていいのではないかと感じます。

忙しいと、とかくパンやカップ麺(最近よく食べるようになった・・)が多くなってしまいますが、健康のためにもっとフルーツを取り入れるようにしようと考えています。

双子の子ヤギ誕生、他

久々の更新、御無沙汰しております。

この間、引越し片付け、各種手続き、さらにヤギ達のための新しい小屋作り等で、何やかんやとバタバタしていたことに加え、ツアーや嫁さんの仕事もそれぞれ繁忙期となったため、ブログを更新する余裕がなくなってしまいました・・。
未だに余裕がない日々が続いていますが、まあ、それなりに新しい家での生活を楽しんでいます。

新居は静かな環境で、ヤギ達の草場も安全で広々しています。一戸建ての家は平屋で、面積は前のアパートよりも少々広いですが、部屋数が少ないため、無駄なスペースができず、嫁さんと二人で暮らすには大変使いやすい間取です。

反面、難点は水道で、一日で数時間程度は断水となるのですが、さらに我が家には、各家庭に引かれている水道線ではなく、そこからさらに継ぎ足しで引いたようなものだったため、供給量が少ない上、断水時間も長く、結構不便でした。
ただ、これも本来の線を新たに申請して接続してもらったため、だいぶ改善されましたが、それでも断水はあるので、水のストックが必須になっています。
いずれ暇ができたら、大きいタンクを設置して、常時水道を使用できるようにしたいと思っています。

この夏のツアーの方は、台風が日本で連続して発生した影響で、こちらには影響が少なく、比較的安定した天候の下、昨年に続き、多くのお客様に御利用いただき、大変感謝しております。

そんなこんなで、あっという間に引越しをしてから2ヶ月程度となってしまいましたが、如何にせん、以前のアパートの時よりも雑務に追われているように思いますので、少し負担軽減を図らないといけないかなと感じています。


ざっと今までのことを振り返ったところで、ようやく本題ですが、先日、我が家の母ヤギ、チャコが双子の子ヤギを無事出産しました。
チャコは我が家に来てからコンスタントに出産しつづけており、彼是6回目。もうそれなりの年と思われるチャコ(実際の年齢は不詳)ですが、そのせいか(どうかわかりませんが)、最初の一匹目を産むのにえらく難儀してましたが、無事に出てきた後、すぐに二匹目も出てきました。

今回は、姉ヤギと弟ヤギという組み合わせで、姉はぴょん子、弟はコロ助命名
(右奥がぴょん子、左前がコロ助。)

ぴょん子は、見た目が我が家の典型的な模様のヤギで、名前のとおり生後間もなくからピョンピョン飛び跳ねており、運動神経も良く、しっかりした感じに思います。
コロ助は、ぴょん子よりも白い部分が目立ちますので、それが見分けるコツ。ちょっとボーっとしているところがあり、当初少々心配したこともありましたが、その後ぴょん子と共に元気に成長しています。

この双子ヤギは、最近まであまりなつかず、名前を呼び続けても、全く認識していないようでしたが、ようやく名前に反応し始め、なつくようになってきました。これからもいろいろ変化はあると思いますが、まずは一安心に思います。
(ようやくなついてきた本日のぴょん子(左)とコロ助(右)。)

引越し前に教会メンバーのアグネスの家に引き取ってもらった、ガオ(雄)とべこ(雌)が、周囲に野犬が出るようになったということで、程なく我が家に出戻りとなったため、子ヤギを含めた現在の総数は9匹。
やはりこれだけの数のヤギの世話は決して楽ではないので、いずれまた数匹を引き取ってもらうことになると思いますが、それでも子ヤギの成長始め、ヤギの世話で癒される面もあります。引き続き、楽しみながら世話をしたいと思っています。