ボホールのフルーツ事情

私は小さい頃からフルーツが好きなのですが、如何にせん、日本のフルーツは高いので(もちろん、その分質も良く、美味しいのですが)、普段食べていたのは安いバナナや(冬のみ)みかんくらいでした。それ以外は、頂き物だったり、実家で食べさせてもらったりと、たまに食べる程度。(だからこそ余計に美味しく感じたのか?)

こちらに移住してからは、引き続きバナナが常食で、さらにマンゴだったり、最近はスイカを食べることが多いですが、食べる量は、随分増えたように思います。
というのも、こちらでよく見かけるバナナ、スイカ、パイナップルは、実に安く、マンゴはこれらよりもやや高い(時期により前後します。)ですが、それでも日本で買うよりははるかに安いです。これぞ、フルーツ天国たる所以か。

ただ、フィリピン=フルーツ天国というのはやや違和感があって、特定のフルーツは安く、大量に出回っているものの、常夏のため、種類は限られます。むろん、輸入で、ブドウ、オレンジ、イチゴ、キウイ・・等も手に入りますが、値段が高い上、どう見ても美味しそうに見えない物もあり、滅多に買うことはないですね。

それに比べると、日本のフルーツは全般的に高い気はするものの、質も高く、四季折々で様々なフルーツが手に入りますので、いろいろな味が楽しめます。だいたいどれも甘くて、美味しい。正直私の感覚からすると、日本の方が余程フルーツ天国ではないか、という感じがします。


・・と日本のフルーツ事情を懐かしみつつも、こちらのフルーツ生活を満喫していますが、先日、嫁さんがネットで、3食を基本フルーツのみで何年も生活しているという人の記事を読んでいて、私も教えてもらいました。
その方は、自ら実験台としているようですが、この生活を始める前から比べるとかなり痩せてしまったものの、体は至って健康で、肌もツヤツヤとのこと。

私も以前、バナナだけで2週間(だったかな?)くらい生活したという人の記事を読んだことがありますが、やはり健康体で、体調も非常に良かったとか・・。
(ただし、精神的にはかなりしんどかったようで、もう二度とバナナは見たくない、といった感想だったように記憶しています。)

子どものからの親のススメもあり、フルーツは体にいいものだという認識でいたのですが、どうも上記の事例からすると、体にいいどろこか、完全食といっていいように思います。(理屈はわかりませんが・・。)

聖書を読むと、アダムとエバが住んでいたエデンの園も、各種フルーツが豊富に生っていたようで、彼らの食事も基本的にフルーツだったのだろうと思います。
また、天国(正確には新天新地、新しいエルサレム)にも、毎月実が生ると書かれており、やはりフルーツがメインとなるのでしょう。
(よく冗談で、天国にいくとカレーやカツ丼が食べられなくなる等と言いますが・・。そもそも、天国でも3食食べる必要があるのかわかりませんが・・。)
冗談はともかく、聖書的にも、フルーツは食べられることを前提に存在している、と考えていいのではないかと感じます。

忙しいと、とかくパンやカップ麺(最近よく食べるようになった・・)が多くなってしまいますが、健康のためにもっとフルーツを取り入れるようにしようと考えています。