引越し
前回のブログで自宅の引越しについて少し触れましたが、事務所の移転から程なくして、自宅も引越しました。引越しといっても、今まで住んでいた所と同じ町内なので、周辺の環境はあまり変わりませんが、新しい家の特徴や前の家との違いなど、簡単にまとめてみたいと思います。
今までの家は、平屋で、夫婦二人で暮らすにはとても使いやすい間取だったのですが、如何せん道路沿いなので、人目に付きやすい、落ち着かないなどのデメリットがある他、ヤギを飼う環境などいくつか課題が出たため、引越しを決断しました。
たまたま近所の掘り出し物件(庭が広い、道路からやや奥まっている等)を嫁さんが発見、オーナー側の事情でしばらく引越し時期が決まりませんでしたが、先日、無事に引越しが完了しました。
新居は2階建てで、二人暮らしには十分すぎる広さですが、見た目ほど広くないのと、部屋数が多くないので、それなりに使いやすいと思います。建築予算の関係からか、結構粗い部分も目につきますが(苦笑)、間取がいわゆるフィリピン仕様ではなく、ゆったりしているので、我々外国人には有難いところです。
〔メリット〕
■この家の良いところは、やはり庭が広いことで、ヤギを飼うにも庭や周辺だけで事足りてしまうことですね。ドライバーのピトイさんの協力で、ヤギ達にもそれぞれ個室の小屋が与えられました。感謝。
■既に3匹いる猫達も新しい家を喜んでいるようで、二階建てのため、階段を昇り降りしたり、隠れる所が多いのも魅力のようです。
■環境としては、道路からやや奥まっていることと、隣近所の家から少し離れているため、落ち着いていますし、周辺で騒いでいてもあまり気にならないのが有難いです。
■また、家に併設された車庫があって、家から直接出入りできるので、雨の時も濡れずに荷物の搬入ができる他、車庫自体が結構広いので、倉庫代わりにもなるという優れものです。
■設備面では、水道管に直結したタンクがあるので、断水時も水道が使えることです。(これはメリットというより、後述するようにむしろ必須のものですね。)前の家はタンクはあったものの、水道管と接続していなかったため、断水時は本当に不便でした。
〔デメリット〕
■不便な点としては、前の家もそうでしたが、とにかく水の供給で、朝の限られた時間しか水が出ないため、タンクは必須になります。
水の関係では、引越しして少し経過した頃に、供給元のバランガイ(最小行政単位)の汲み上げポンプの一つが壊れたとかで、供給量が極端に少なくなってしまったのですが、それを知らずに水を使い続けたため、タンクが空になるという惨事に >_<
供給が回復するまでしばらく掛かったため、雨水を活用するなど、とにかく節水に励みつつ、洗濯は久しぶりにクリーニング屋に出したり、シャワーは事務所のシャワーを活用し、何とか凌ぎました(苦笑)。
■あと、家が奥まった場所にあるため、配達人が家を見つけにくいというのも難点です。先日は宅急便の集配所まで荷物を取りに行きました・・。まあ、静かな環境を優先したため、やむを得ない面はありますね。
・・と、つらつらとまとめてみましたが、新しい家にもすっかり慣れてきました。家賃が少々上がったものの、その分メリットも多く、新居を与えてくださった神様に感謝です!