新会堂での礼拝

先日降った大雨以降、まとまった雨は少ないのですが、それでも周囲の草場の緑が少しずつ回復してきました。ヤギ達の食糧もかなりの部分を草場で賄えるようになってきたので、今までの(特に嫁さんの)労力が半減され、大変助かっています。
暑さも引き続き残っているものの、大雨前と比べると少し落ち着いたようで、ようやく夜もぐっすり寝られるようになりました。

さて、私たちの集う教会は、もともとあった空港近くの場所から徒歩圏内の物件に引越し、本日から新しい会堂での礼拝となりました。今まで会堂から約2年弱での引越しとなります。

今度の会堂は、かなりの広さの建物で、元々はおそらく一般的な住居ではないと思いますが、会堂となる広間の部分だけでも100人くらいは楽に収容できると思います。
また、場所的にも市内中心部に近いエリアで、幹線道路沿いのため、アクセスも非常によく、ボホール・サザン・バプテストのセンター教会として、申し分のない建物と言えます。

物件自体がやや古いことや、値引き交渉の甲斐もあって、この条件にしてはかなり安い賃料になりましたが、それでも今までの会堂の3倍以上の家賃となるため、毎月確実に支払いができるのか心配なところではあります。
パスターガミ夫妻によれば、神様が備えてくださるそうで、この辺は信仰と捉えるべきか、フィリピン人特有の楽天的なノリなのか、難しいところですが(苦笑)、前者と信じたいと思います。

まあ、ダメならまた安いところに行けばいい、ということなのかもしれませんが、いずれにしても、会堂としては本当にすばらしいところなので、できるだけ長くこちらで礼拝ができるよう、私たちとしても引き続きサポートしていきたいと願っています。

なお、本日の礼拝に続いて、教会学校に通う子供たちの表彰式のようなものがあり、一人ひとりに賞やプレゼントが渡されました。

こちらの学校は、大学の卒業式でも全員に証書を渡すため、とてつもなく時間が掛かり、日本人感覚からするとえらい仰々しいなあ、と感じますが、それでも一人ひとりの存在を大切に扱うという姿勢は、もっと日本も見習ってよいのではないかと感じました。
とかくこちらでは、いろいろとガッカリすることが多い日々ですが(苦笑)、久し振りに感じ入るところがあったように思います。