嫁入りしたヤギ達の近況

ブログ更新が遅れましたが、このたびの熊本・大分の大地震で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。余震が収まり、二次災害からも守られるよう、また、被災された方々の必要が満たされ、一日も早い復旧・復興に導かれるよう、お祈りしております。

さて、こちらの状況は、エルニーニョの影響か、先月から暑い日が続き、雨も降らず、周辺の草場も大半が枯草となっております。
基本的に3〜5月は乾季なので、もともと雨は降らない時期なのですが、枯れ枯れの状態になった昨年の5月頃よりも、さらに早い時期からの枯れ具合に、嫁さんがヤギのために周辺の草葉確保に奮闘。
最近は周辺の草葉も難しくなりつつあり、車を出して、もう少し離れた場所まで行くこともあります。

先週までは、ポツポツと雨が降ることがあったのですが、ここ数日は全く雨もなく、ヤギの食糧確保だけでなく、水の確保にも不安がよぎります。
今のところ、水は普段と変わらずに使用できていますが、何とか少しでも継続的に雨が降ってほしいと祈り願っています。

本題の、以前飼っていた雌ヤギ達(クーコ、シゲコ、ヨシ子、きな子)ですが、昨年8月にバリリハンという町に引き取られたのですが、どうも現地も草の枯れ具合が酷いようで、飼い主がこれ以上飼うのは難しいと、SOSがありました。
そのため、現地で産まれた子ヤギ達は引き続き飼ってもらいつつも、オリジナルの4匹は、ガムさん・文子さんの仲介で、雌ヤギを欲しがっていたイスカヤ族という少数民族の人たちに引き取ってもらうことに。

そんなことで、先日、文子さん・花ちゃん、ヤギ4匹を我が家のバンに乗せ、バイヨンというイスカヤ族に近い山奥の村の教会まで行ってきました。
途中道に迷ったこともあり、彼是3時間弱の道のりになりましたが、ヤギ達もまあまあ落ち着いていて、無事に引き渡しができて感謝でした。

しばらくは、バイヨンで世話をしてもらった4匹ですが、結局、クーコはバイヨン教会に引き取られ、エルウィン牧師以下、教会メンバーのお世話になっているようです。

シゲコ、ヨシ子、きな子は、予定どおりイスカヤ族に引き取られたようで、現地の人たちの生活向上のため、元気な子ヤギを出産してくれることが期待されています。
(写真は、上からシゲコ、ヨシ子、きな子)

いずれにしても、4匹とも引き続き、元気でいてくれることを願っています。