先週後半から嫁さんが体の調子を崩し、特に先週末からは発疹の症状がひどくなり、先日の日曜日は教会の礼拝を休み家庭礼拝をしたのですが、今はだいぶ回復してきたようです。感謝です。

そんな状況だったため、ヤギの世話だけでなく、食事も久しぶりに自分で作るようになったのですが、先日、これまた久しぶりにカレー作りに挑戦。
日本ではときどきチャレンジして、自分なりに美味しく作れていたと思ってますが(笑)、まあ、市販のルーを使っていたので、それほど難易度は高くなかったわけです。

こちらでは、最近近所のスーパーでS&Bゴールデンカレーが売られるようになってますが、一箱が日本円で400円以上!と高級品なので(苦笑)、やむなくカレー粉から作ることにしました。

カレールー作りは思ったよりも楽にできましたが、いざ完成したものを食べると、水の分量が多かったようで、かなり水っぽいカレーとなってしまいました・・。マズい・・(苦笑)。一応レシピどおりの分量のはずだったのですが。
また、何かが抜けていたようで、ほとんど味がしませんでした・・(泣)。
(初日のカレー。見た目はまずまずですが、水っぽく味が無い。)

そんなことで、二日目は再度カレールー作りを行い、ルーを追加投入。
今度は水っぽさは消えて、カレー本来の食感になりました。
ただ、相変わらず味が無いので、何が原因だろうと調べていたら、どうも塩が足りなかったということに気づきました。
(以前にも塩が足りずに、味のしない料理を作った経験あり。)

これもレシピどおりの塩の量だったのですが、(レシピに載っていた)コンソメの類を使っていないので、その分塩気が必要だったということなのでしょう。
早速、塩を追加投入したら、見事に普通(笑)のカレーになりました。良かった、良かった。

やっぱり料理に塩は不可欠なんだな、と身を持ってわかった次第です。

料理だけでなく、聖書でも塩の重要性が語られています。
「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。」(マタイ5:13 新共同訳)

塩に塩気がなくなる・・というのは当時のイスラエルの塩(庶民の買う塩には砂などが混じっていた)を知らないと、何のことかよくわかりませんが、ともかく、この世界でクリスチャンが塩のように、無くてはならないものとして、しっかりその役割を担っていくことを改めて思わされます。