台風から一年

昨年ボホールで発生した大地震の後、ようやく落ち着きを取り戻しつつあった頃にフィリピンを襲った超巨大台風(フィリピン名ヨランダ)。

今日でちょうど一年になりますが、当初ボホール直撃との予報でしたが、結果的に逸れたものの、レイテ島やサマール島が大打撃を受け、甚大な被害が出てしまいました・・。
ボホール地震と異なり、普段目にすることが無いので、現状の様子などはニュースなどで知る以外にないのですが、まだまだテント生活を余儀なくされている方々も多く、一日も早い復興を祈っています。予算不足でなかなか計画どおりに復興が進んでいない面もあるようで、予算が満たされ、必要なところにしっかりとお金が届きますように。

さて、台風後のボホールについては、既に何度もブログで書きましたが、やはり停電・断水ですね。当初、ボホールは大した被害も無いのに何で停電が続くのか不思議でしたが、メインの発電所がレイテ島にあることを知り、納得。
停電は、タグビララン市について言えば、台風直後の半月くらいが停電(ときどき通電)、その後もやはり半月ほど数時間くらいの停電がときどきあったように思います。

これだけの期間の停電及び断水は、私も初めての経験でしたので、特に精神的にキツかったですが、こっちの人たちはそれほどダメージはないように見えました。むろん、不便には違いないんでしょうけど、むしろ大地震の後にたびたびあった余震の方が、こちらの人たちには堪えたのかもしれません。

いずれにしましても、昨年終盤は二つの災害で厳しい中を通りましたが、これを忘れることなく、何事もなく暮らせることを日々感謝せねばと改めて感じています。