地震から一年を迎えました

ボホール島を震源としたマグニチュード7.2の地震が発生して、早一年。
朝方に起きた地震でしたが、たまたまその日が休日だったこともあり、被害が拡大しなかったのは不幸中の幸いだったでしょう。

とは言え、数百年振りとも言える(ボホールにとっての)大地震で、家屋や役所、歴史あるカトリック教会などの建物、道路、橋など随所に被害が出て、一時はライフラインも途絶えてしまう状態になりました。
ガムさんを中心に若いクリスチャン達が支援団体を作って、皆で被災地に救援物資を持って駆け付けたことが懐かしく思い出されます。

私たちも当時は、いつになったらツアーができるのか不安に思いましたが、仮設復旧が思いのほか早く進んだため、程なくしてツアーが再開でき、感謝でした。
特に、震災後にも関わらず、ツアーに参加してくださったお客様には、今でも感謝の思いでいっぱいです。どうもありがとうございました!

経済的な問題からか、本格復旧にはまだまだ時間が掛かるボホールですが、港も建替えに向け、せっせと工事が進められています。ボホールに遊びに来ていただくことが何よりの復興支援となりますので、ぜひ一度ボホールにお越しください!
(タグビララン港にある震災に関するメッセージ。現在建替え工事が鋭意進められています。)

なお、今日は震災を記念してか、ボホール(のみ)の休日。嫁さんに言われるまで知らかなかったのですが、今日予定していた外回り仕事はやむを得ず取りやめ。
復旧進行形のボホールなので当分震災を忘れることはないでしょうが、やはり、こうした記念日は必要でしょうね。