サンドゥゴ祭りとヤギの世話

今月はボホール島のサンドゥゴ(血盟:16世紀にスペインの総督とボホールの酋長が血の杯を交わしたことに由来)祭りで、タグビララン市内を中心にいろいろなイベントが行われています。
(写真は近くのモール(ICM)の敷地で行われている物産展の様子。)

近所の大学内にあるイベントステージでも、連日、パレードの練習や音楽イベントが行われており、特に夜間にやるものは大変騒々しく感じます(苦笑)。

特に昨晩は、夕方から大雨になり、イベントも中断していましたが、雨が止んだ夜遅くからパレードの練習やイベントが始まり、夜中過ぎまでかなりの音量でやっていました(怒)。正直寝るに寝られず、知り合いの人に教えてもらったティッシュ耳栓をしたら少しマシになったので、何とか寝られましたが、特にイベント音楽で使う重低音がガンガン響き、音量以上にうるさく感じます。

いくらお祭りとは言え、夜中過ぎまで大音量を流すという無神経さには毎度ながら辟易しますし、周囲の人たちもかなり早い時間帯に寝ているはずなのに、なぜ誰も不満に思わない(思っても言わないだけ?)のか、こういう文化だとわかっていてもなかなか受け入れられないものがありますね。

まあ、外国人として住ませてもらっている立場では、あまり大きなことも言えず(そもそも言ったところで、こっちの言い分が理解されない?)、耳栓をするとか、自衛策に励むしかないのですが、徐々にでいいので、こうしたことも改善されていくことを願っています。


・・と前置きのつもりの「イベント」が長くなってしまいましたが、ヤギの世話につきましては、今週初めにシュウが死んでしまったことで、特に双子の妹であるガーコに対する見方や意識が随分変わったように思います。

嫁さんとも話しましたが、やはりガーコは他の子ヤギたちと異なり、体が小さいだけでなく、体力や筋肉の発達、骨の状態等、はっきりしたことはわかりませんが、発育不良の面が見受けられるので、その辺を意識して世話をする必要があります。

ただ、ガーコも相変わらず動きはよくないのですが、それなりに元気にしていますし、シュウが死んだ翌日に患った下痢も一日で治ってしまったので、意外と生きる力があるのかなと感謝しています。
(思ったよりも元気に過ごすガーコ。本当に感謝です。)

実際、ガーコが元気でいてくれるだけで、私たちには喜びですし、まさに存在そのものが喜びを与えてくれるという、キリスト教の神様の愛の精神を直に学んでいるように思います。

また、先日生まれたサブ子やヨシ子は本当に元気に育っていますし、他のヤギたちもあまり健康面については心配することがないので大変助かっていますが、やはり飼い主としてしっかりケアをするということは今まで以上に意識してやらないとと感じています。

シュウが死んでしまったことは、私たちも寂しく悲しいことで、嫁さんも当日の晩は時折号泣していましたが、翌日、家庭菜園の一部に埋葬してやり、今はゆっくり眠っていることと思います。
生き物を飼う際に、いつか別れることは避けて通れませんが、こうしたことを通してもいろいろと学ぶことはあるんだなあ、と感じています。