薄切り肉

ここボホールでは、日本で御馴染みの牛(こちらの牛肉は硬くてあまり質はよくないですが)や豚の薄切り肉が手に入りません。(以前はスーパーに置いてあったのですが、いつの間にか撤去・・。セブは日本人や韓国人が多いせいか、スーパーで普通に手に入ります。)

そのため、いわゆる焼肉料理全般はもちろん、焼きそばやお好み焼きの具にも使えず、日本で家庭の肉料理を堪能していた私としては、何とも口寂しい日々を送っております(苦笑)。

まあ、フィリピンの田舎町だから仕方ないかと思っていたのですが、ふと他の国はどうなんだろうとネットで調べてみたら、欧米諸国の大都市の場合でもだいたい塊や厚切りの肉しかない(いわゆる一般的なスーパーや肉屋の場合)ようで、状況としてはこちらと変わらないんですね!そうか、薄切り肉を普通に食べる国ってかなりレアな存在なんだ、と今更ながら知ったのでした。

薄切り肉が手に入らない地域に住んでいる日本の人たちはどうしているのだろうとネットを見ていたら、何とか薄切りをしてもらえるようにスーパーや肉屋に頼むか、スライサーなどを用意して塊肉を自力で薄切りにしているようでした。(もちろん、私たちのように「食べない」という人もいると思います。)

普段料理をしない私が言うのも何なのですが、薄切り肉が手に入るようになると料理のレパートリーが格段に広がる(というか、自分好みの料理が格段に増える(笑))ので、頑張って働いてスライサーを買ってみようかと思いましたが、高い上に、掃除や手入れがかなり面倒なようなので、即断念(苦笑)。

(技術や経験が必要ですが)専用の包丁で塊肉を切るのが経済的でかつ我が家としても現実的なので、私も普段料理をしない分、せめてこういうことくらいはチャレンジしてみようかと、今密かに考えているところです(笑)。

(今日のおまけ)
先日誕生した子ヤギのシュウとガーコも3週間となり、未だ小さいものの、やはり随分大きくなったなあと感じています。母ヤギとなったクーコもそれなりに落ち着いてきたようで何よりです。