バッテリー・オイル交換

先日のバッテリーが原因と思われる車の不調(エンジンが掛からない)のため、昨日バッテリーを買ってきました。メンテナンスフリー(補充液不要)で、標準的なものよりもかなり高い(4,000ペソ超)のですが、ツアーでも使ってますし、一応ある程度の保証期間もあるので、これを買いました。

ただ、私は過去にバッテリー交換を自分でやったことはなく、ネットで何となくやり方は理解したものの、いざやろうと思うと、やはり不安になってしまいます。そのため、事前に動画で交換の様子を確認。プロがやっているので当たり前ですが、実に手際よく交換してるではありませんか!うん、これなら自分でもできそうだ、とちょっと自信をつけて、いざ作業!

昨日夕方に作業を開始したため、昨日が取り外し、今日が取り付け、と日をまたいでしまったのですが、結論から言えば、作業そのものは整備初心者の私でも結構簡単にできました。手順を間違えると大事故に繋がりかねない危険な作業ですが、そこをしっかり認識していれば、誰でもできる作業と言ってよいでしょう。
ただ、実際の作業はかなりしんどかったです。というのも・・

バッテリーを取り外そうにも手を入れるスペースが無いじゃないか!

これは私の車の構造上の問題なのですが、バッテリーがエンジンなどと共に運転席の下に配置されています。

上の写真でいうと一番手前側にバッテリーがあるのですが、周囲に隠れて写真では確認できません。(下の写真がバッテリーを写したもの)

以前スタンドでバイト経験がある嫁さんが言うには、普通の車のバッテリーはもっと作業しやすい位置にあるそうで、確かに私が動画でみた車(ボンネットのある小型車)も結構わかりやすい位置にありました。

限られた作業スペースでかなり重いバッテリーを持ち上げるのは、結構な握力が必要で、私のような握力に乏しい人間には至難の業(泣)でしたが、祈りつつ、悪戦苦闘の末、どうにか古いバッテリーを撤去できました。フーっ。
また、同様に新しいバッテリー設置の際にも、取り外しほどでないにしろ、やはり苦労しましたが、何とか無事に設置することができました。感謝!

それにしても、車の構造とはいえ、もう少し作業しやすい位置に配置してもらえないものかと思わずにいられませんでした。(それとも、作業に当たって、自分が知らないコツのようなものがあるのかもしれませんが・・。)
自分の車自体は結構好きで、値段の割に良く走りますし、パッケージもよく、コストパフォーマンスの高い車と言えますが、まあ、長所短所があるというでしょう。

無事にバッテリー交換でき、何とかエンジンも掛かり、一安心。そして、早速、馴染みの修理屋さんにオイル交換をお願いしてもらいました。
たまたまオーナーの修理工の方が出かけていたようで、10代の若い作業員たちが作業してくれましたが、無事に完了。オイルはあらかじめ自分で買ったもので作業してもらいますが、実際の作業の費用は150ペソでやっていただけました。(以前の交換時は他の作業もあったせいか、もっと高かったですが・・。)

日本ではディーラーやカー用品店など、業者さんに頼めば何でもやってもらえますし、車の不具合などチェックして交換が必要な物を指示してくれるので本当に楽ですが、こちらは車検もなく(一応、毎年の登録と排煙テスト等の検査はある)、自主的に車の点検をしないといけないので、それなりに自分でも車のことを理解しておかないといけないですね。いろいろと勉強になります。