バクライオン教会も一部立ち入り可能に!

先日も感謝なことに島内ツアーを催行できました。災害後にも関わらず、ボホールに観光に来てくださる方がおられることに本当に感謝な思いでいっぱいです。

さて、観光ポイントの一つである、フィリピン最古の教会の一つと言われるバクライオン教会ですが、先日の震災で鐘楼と教会堂の鐘楼側の部分が大きく損壊し、震災以降、敷地内立入禁止となっていました。

ただ、先日、教会付属の博物館が営業再開していたことを知り、今回のツアーでも早速立ち寄ってみました。(敷地の表口は相変わらず立入禁止となっており、裏口から出入りすることが可能です。)

以前行ったときは、入口に係員がいただけで特にガイド等は無かったのですが、今回は係員が付っきりで案内してくださり、あれやこれやと懇切丁寧に解説してくれました。(行った時間帯にも依るのかもしれませんが、おそらく最近営業再開したばかりで、係員としてもおもてなし精神がMAXな状態だったのでしょう(笑)。)

また、これは今回のツアーで初めて知ったのですが、教会堂の内部も見学できるようで、別の係員が安全のためのヘルメットを渡してくれて、ガイド方々案内してくれました。
会堂は鐘楼側は損壊していますので、立入部分は一部のみですが、一応会堂部分は震災前の状態をキープしていたようで、一安心でした。

鐘楼や会堂の損壊した部分の復旧は、予算の関係もあり、まだ目途が立たないようです。バクライオン教会に関わらず、他の施設も仮復旧は割とスムーズに行っていますが、完全復旧はやはりお金の問題があり、なかなか進められないという事情があるようです。
そんなことからも多くのお客さんにボホールに来ていただくことが、やはり復興を進める何よりの支援となりますね。

(おまけ)
クライオン教会の外壁部分にある2つのおもしろ写真。苔がしみのようになり模様を形作っていますが、一つは男性の顔、もう一つは母と子どものように見えています。