被災地支援

しばらくブログ更新が滞っておりましたが、地震後の市内の生活は、近所のモール含め未だ営業していない店などがあるものの、大体必要な物は手に入り、ほぼ通常と変わらない感じになっています。

一方で、地震で甚大な被害を受けた地域もあり、家や役所、病院、店など建物の損害(特に歴史的なカトリック教会のダメージが著しい)にとどまらず、電気や水道がストップしたり、道路や橋の損害により、食料や日用品が届かない(手に入らない)、畑で収穫した野菜を売ることができず収入が得られないなど、まさに緊急的な支援を必要とする人々も少なくありません。

そんなことで、私たちの教会の牧師であるガムさんが仲間の若いクリスチャン達に呼びかけて、被災地支援の組織(Aid Bohol Ministries)を立ち上げ、既に何か所も聖書の言葉と食料品や水といった支援物資を届けています。
詳細はこちらを御覧ください。 ⇒ https://www.facebook.com/aidbohol

私たちも自分たちの車(バン)を使って、運搬の手伝いを始めました。
実際に行ったところは次のとおりですが、詳細につきましては、嫁さんのブログを御参照ください(苦笑)。 ⇒ http://d.hatena.ne.jp/pepie17/

◆マリボホック(18日)
実際はマリボホックに行く途中の橋が損壊しているため、橋の手前までしか行けず、そこから先はスタッフ達が徒歩で荷物を運んでくれました。本当にお疲れ様!
(徒歩で運ぶスタッフ達と道中で見た落石の様子)

◆アンテケラ(19日)
セブからボランティアで来られたYさん御一行はバリリハンに行っていただくことになり、私たちの車はアンテケラに。
途中道に迷ったり、かなりの悪路を通ったりと、辿り着くまでにぐったりでしたが、支援を待つ人たちの喜ぶ顔で、疲れが一気に吹き飛びました。
(女性牧師のメッセージと訪問地のバランガイホール(日本で言えば、町役場の出張所レベルの役所)の被害状況)

◆カラペ(21日)
アンテケラ同様、通常ならタグビラランから1時間もあれば行けるところですが、迂回路を使わざるを得ず、行きは2時間以上も掛かりました。訪問地は町の中心から比較的近いエリアで、物資等は手に入りやすそうでしたが、被害の大きかった山間部からやむを得ず避難してきた人たちも多く、牧師のメッセージに涙する人も見受けられました。
(仮住まいのテントの前で記念撮影、2つめの訪問先での女性牧師のメッセージ)

私個人としては、アンテケラに長時間かつかなりタフな運転をした際、変な姿勢で運転したことが災いし、肩と腰を痛めてしまいました・・。
カラペの際には、座席にクッションを置くなど、正しい姿勢運転するようにした他、文子さんが冷却ジェルシートを貸してくださり、それを腰に当てていたため、それほど影響はなかったのですが、運搬終了後、ガムさんがマッサージをしてくださり、大変助かりました。

今後も支援は続いていきますが、ぜひ被災地の人々の必要とボホールの復興のため、お祈りください。