地震から一日経って

昨日起きた地震ですが、昨晩ブログを書いてから程なくしてネットが完全復旧し、メールはもちろん、自由に情報を入手できるようになりました。

報道された情報を見ると、大変な被害の様子が伝わってきますが、自分の家の周辺はさほどの被害はなく、近所の家で外壁の一部が崩壊した等の他は、せいぜいテレビが壊れたとか、家の中の物に被害が出た程度でした。

とはいえ、現地の人にとっては余震(体に感じるか感じないか程度ですが、未だに続いています)もかなり怖いようで、多くの人たちが外に出て過ごしていました。
隣の家の人たちも、最初はお祈りをしたり、カトリックの賛美歌を歌ったりしていましたが、気が付くとリラックスしていて、(自ら言ってましたが)ピクニックのような感じ(夜は宴会?)でした。
(私たちもランチを御馳走になりました。)

地震が起きたときは、たまたま休日だったこともあり、朝ゆっくり寝ていたのですが、かなり激しい揺れで目が覚めて、嫁さんが真っ先に家を飛び出したので、私も寝ぼけながらも家を出たのですが、地震そのものは(嫁さん曰く)震度2程度なので、大した揺れではなかったのでした。
ただ、家の造りが耐震を意識したものではないので、震度2くらいでもコップが割れるほどの揺れになりますし、現地の人たちもその辺のことがわかっているのか、外で過ごす人が多く、そのまま外で寝てしまっていました。

また、私たちの唯一の情報源がネットなので、停電になってしまうと一気に情報難民となってしまうので、近所の人たちとのコミュニケーションはもちろんですが、ラジオ(現地語になりますが)が必要になるなあと改めて感じました。
今回はたまたま、セブの領事館の方やセブ在住の方々から連絡があって、今回の地震の概要が分かったのは本当に感謝でした。

今回、特に各地の歴史的な教会が壊滅的な被害を受けているようですが、(嫁さんとも話すのですが)これが日曜日の礼拝などで人が集まっていたときでなかったのが不幸中の幸いだったかもしれません。

地震から一日経って、今日は周囲もいつもと変わらないように見受けられましたが、近所の市場やモールに行ってみたら、市場は開いていたものの、モールは閉まったままでした。普段は、ジプニーやトライシクルでごった返すモール周辺も、わずかな数の車両しかなく、閑散としていました。
とりあえず電気・水道は使えますが、通常の生活に戻るのにはもう少し時間が掛かりそうです。