意外とグッドなボホール島での暮らし

カルチャーショックなのか、ここしばらくボホールというか、フィリピンにウンザリするようなことが多かったのですが、皮肉にも先日のオリンピック開催決定で、すっかり(だいぶ?)吹っ切れたように思います。

ただ、他の国でも行けたんじゃないかとか、オーストラリアやニュージーランドでも田舎の方なら何とかなるんじゃないか等とか既に難しいことがわかっているのに、ふとそんなことが頭をよぎることがあり、暇なときにネットを見て、あ、やっぱ無理だわ(苦笑)、と我に返るのです・・。

そもそもそんなことが頭をよぎるのは、今よりももっといい暮らしができるだろうということが念頭にあるのかもしれません。
考えたら、今のボホールの暮らしは、確かに東京での便利な暮らしに比べたら、不便やストレス(特に役所関係!!)を感じることは多いですが、逆に人に気を遣うことは少ないし、一年中温暖ですし、何だかんだ言っても東京より遥かに物価が安い、といいことも結構あります。

また、欧米諸国と比べると、同じアジアなので、米を主食とした食文化が日本に近い、人種差別がほとんどないなどのメリットがあります。
さらに、私たちが暮らすタグビラランは、一応シティ(市)ですので、モールや病院がいくつもあり、必要な物はほぼ手に入るので、欧米諸国の(本当の)田舎よりも便利かもしれません。しかもヤギが育てられるほど、緑も多いですし(笑)。

そう考えると、ボホール(タグビララン)で暮らすのは、オージーやニュージーの田舎で暮らすよりも、(ビザや物価などの問題を抜きにしても)実はいい選択なのかなと思えてきます。
自分の中で、住むならオージーやニュージーという固定観念みたいなものがあったのですが、いやそうでもないぞ、という考えはこの地で暮らす上で嬉しい発見です。

(近所の原っぱから見る夕焼け)