カルチャーショック?

昨日、ふとしたきっかけで嫁さんと大喧嘩になってしまい(苦笑)、それ自体は何とか沈静化したのですが、その後嫁さんと話している中で、どうも私自身にカルチャーショックの疑いがありそうなことがわかりました・・。

カルチャーショックというのは、外国などで異文化や異なる習慣などに触れて、母国の文化との差にショックを受けるというもので、精神的にかなりのダメージを受ける人もいるようです。

嫁さんに読ませてもらった宣教師に関する本では、移住後、半年くらいまでは物珍しさでテンション的にはハイになるようですが、半年から2年くらいの間で、その国の嫌なところが目立ち始め、カルチャーショックに至るようです。(そして、回復し、また落ち込むということを繰り返すとか・・。)

まさにフィリピン移住を始めて1年半くらいになりますが、それなりに覚悟を決めて出てきているせいか、あまり日本の暮らしとの違和感は感じなかった(実際、同じアジアなので欧米と比べるとはるかに馴染みやすい)のですが、それでも最近は、騒音から社会のシステムに至るまでいろいろなところで感覚的に嫌悪感のようなものがでてきました。

頭ではこの地でしっかり生計を立てて頑張っていかなければいけないことはわかっているのですが、どうも気持ち的にすっきりしないところがあって、まあ、程度はよくわかりませんが、カルチャーショックなんでしょう。

原因の一つとして、言葉の問題があると思いますが、英語、ビザヤ語(現地語)とも、少しずつ伸ばしていくしかないのですが、忙しいと勉強そのものができないので、忙しくても続けられる方法を実践せねばと思っています。

また、日本でのサラリーマン生活に比べればはるかにゆとりある生活をしていますが、逆にこちらののんびりペースにすっかりはまってしまったこともあり、ちょっとした忙しさにも参ってしまっていますので、無理せず休息を取りつつも、まずは目標をしっかり見据えて日々過ごしていければと思っています。

カルチャーショックのことは移住前から聞いていたのですが、日々意外と違和感を感じていなかったので、自分でもすっかり油断してしまっていましたが、こうしたメンタル的なケアも怠ってはいけないと思わされました。

(おまけ)
写真の黒ヤギはクーコではなく、近所の子ヤギ。といってもチャオやクーコよりもお姉さんなのですが、母ヤギの体が小さいので、子ヤギもあまり大きくならずにいます。未だロープでくくられていないので、ときどき我が家のヤギたちに紛れてくるようです。