コントのようなホントの話(笑)

車の手続き関係で、前のオーナーが紛失した書類の再発行をマニラにいるジョイミーの弟さんにお願いしている(マニラのLTOでないと発行できないため)のですが、弟さんがマニラの担当の人から聞いた話では、前のオーナーが書類のデータ移行手続き(マニラからボホールへ)をしたようで、既にデータはボホールにあるのでマニラでは発行できないとのことでした。

グビララン(ボホール)のLTOでは、散々ケソン(マニラ)のLTOでないと再発行できないと言われていたので、話が違うぞとばかりに、今日、ジョイミーと私たちでタグビラランのLTOに話を聞きに行きました。

グビラランの担当の人によれば、ケソンで登録したものなのでケソンでないと発行できない、それは間違った情報だ、何なら電話で直接ケソンの人と話をしてもいい、と鼻息を荒くしていました。

確かに以前ケソンのLTOからこの書類に関する証明書のようなものを発行してもらったことがあったので、データが無いということはちょっと考えにくいし、やはりケソンで再発行、ということなのでしょう。
どうも、ケソンの担当者がよくわかっていないのか、単に仕事をしたくないだけなのか、適当なことを弟さんに話したと思われます。

いずれにしても、ジョイミーから弟さんに今日の話をしてもらい、その後の反応を見ることになりますが、あまりのお粗末さに、私たちだけなくジョイミーも呆れてしまっていました(苦笑)。
今までに同じようなことを何度か経験してますが、ちょっとここまでくるとさながらドリフのコントのようです。

正直書類を再発行するだけの話なのですが、ここまで時間が掛かるというのはちょっとひどすぎますし、ひとえにこちらの役所の情報の共有の無さ、融通の利かなさなど、何か敢えて作業を進ませないないようにしているようにも思えてしまいます。

LTOだけでなく、こちらの役所はそういう傾向が強く、現地の人でも役所のミスにも関わらず余計な手数料を払わされたり、随分辛酸を舐めているようです。
元役人の私が言うのも何ですが、こちらの役所にもサービス業としての誇りと自覚を持って業務に取り組んでほしいものだとつくづく感じます。