フレンチトースト

たまたま余ったパンとミルクがあったので、朝食で初めてフレンチトーストを作ってみました。
またしても写真を撮り損ねた(というか、そもそも写真を撮るほどのものでもないのですが・・)ため、出来栄えについては御想像にお任せするしかないのですが、スライスチーズもあったので、塩味を効かせた甘くない、いわゆるチーズフレンチトーストにしました。

弱火でじっくり焼いたら、意外と簡単に様になったようで、食べても普通においしかったです。
これなら教会のカフェにメニューとして出せるか?などと嫁さんと冗談を言ったのですが、ちょっと手を加えるだけで、素っ気ないパンも随分変わるものだと実感しました。

話はちょっと飛躍しますが、こちらボホールでの食事は、普段、嫁さんが美味しく作ってくれるので、特に不満もないのですが、やはり日本にいた頃の食事と比べると、食べられる物は結構限定されてしまいます。

家で食べるものは、食材や調味料など、特に和食特有のものは手に入りにくいです。(スーパーで売っているのは、醤油、味噌、パン粉・・等本当に限定的です。)
また、外食でも和食は来々軒というラーメン屋兼寿司屋のようなところがあるくらいですし、中華、韓国料理なども少なく、レパートリーも多いとは言い難いです。

この点、セブになると日本食材屋があったり、外食の数や種類もボホールとは比較にならないくらい多いので、かなり改善されますが、やはり東京と比べるのは厳しいです・・。

そう考えると、東京にいた頃は随分豊かな食生活をしていたのだなあ、と思いますが、一方でいわゆる食の安全や、昨今の放射能汚染の問題などもあり、本当の食の豊かさって何だろう・・?といったことも思わされます。

いずれにしても、表面的なことに捉われず、本質的なことを考えつつも、与えられているものに感謝しながら、食を楽しめればと思っています。