生姜焼き

最近少し時間的に落ち着いているのですが、この機会に語学の勉強に加え、料理のレパートリーも少し増やしてみようかという気になってきました。

こちらでもときどきは自分で料理をすることがあるのですが、基本的に炒め物か煮込み物で、唯一こちらでマスターしたのが簡単オムライスくらいなので、他にも美味しいものを作ってみたいところです。

ネットを検索すると、クックパッドなどで初心者向けレシピがたくさん出てきて、何を作ろうかと迷うくらいです。(考えたら、オムライスもクックパッドのレシピで覚えたように思います。)

懐かしい日本の家庭料理は、写真を見ているだけでもよだれが出てきそうですが(苦笑)、こちらで調理する上での問題は日本独自の食材や調味料が手に入らないこと!(ボホールで手に入るのは、せいぜい醤油、味噌、パン粉くらい?)
特にみりん、片栗粉、出汁類(鰹節、こんぶ等)といったものは日本食材屋に行けば手に入るのかもしれませんが、ボホールでは無理なので、何かで代用するか、最悪断念するしかありません。

たまたまネットを見ていて、私の大好物の豚の生姜焼きが比較的こちらの材料だけでできそうなので、これにチャレンジすることにしましたが、問題はみりんの代用品。
これもネットで調べたら、どうもバルサミコ酢で代用できそうでしたが、生憎我が家にあったのがCane Vinegar(サトウキビ酢?)だけだったので、大勢に影響はないだろうという希望的観測で、ここは既存のものを使うことにしました。

ただ根本的な問題が豚ロースで、こちらは基本的に骨付きのぶつ切りのようなものか、同じく骨付きのソテーで使うようなものになってくるのに加え、やはり鶏に比べると高い(1.3、4倍くらい?)ので、いざ肉を買う段で急遽路線変更し、鶏のぶつ切りを買うことにしました。

結果、生姜焼きというより鶏の照り焼きのようになってしまったのですが、なかなか美味しくできて、これはこれで満足でした!
ただみりんの代用でバルサミコ酢を使っていれば、果物酢特有の甘味が増して、より深みのある味になったのでは?という気がしたので、次回はこれでチャレンジしてみたいなあと考えています。

今回写真を取らなかったのは、ちょっと見た目がイマイチだったからですが(苦笑)、それにしてもどこかで食べた味に似てると思ったら、フィリピン名物のバーベキューでした!
考えたら、フライパンの上とはいえ、鶏肉を焦げがつくまで焼いて(当然脂身もすっかり流れ出ます)、ちょっと甘めのタレで味付けしているので、まあ味覚的に似てくるとはいえば当然かもしれません。