聖書の言葉 3

最近シリーズ化している「聖書の言葉」ですが、今回は先日聖書の学びしていて励まされた箇所をご紹介したいと思います。

詩編4編9節※◇ ※口語訳、新改訳では8節
「平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。
主よ、あなただけが、確かに わたしをここに住まわせてくださるのです。」(新共同訳)
"I will lie down and sleep in peace, for you alone, O Lord, make me dwell in safty."(New International Version)

これはダビデ王という古代イスラエル王国の有名な王の詩の一部ですが、彼は王になる前は大変な苦労や困難を経験し、それこそ夜も眠れなくなるような日々を経験したようです。

神様に忠実なダビデは、王に即位した後、神様に用いられたことにより、周辺諸国に連戦連勝でイスラエルの国に反映をもたらした、言わば「成功者」になったわけですが、それでも敵との戦いや(彼自身の過ちにも由来しますが)身内等との戦いなど、やはりつらい日々が無くなることはなかったのでした。

それでも神様を信じ、信頼していたダビデは、上記のような告白を通して、平安のうちに一日を終えることができました。

私もフィリピンに移住してからは、日本での苦労が無くなった反面、こちらでの苦労というものが当然ながら存在し、やはり日々悩み、つぶやき、不満や不安でいっぱいになることもあります。

こうしたことはそれこそ一生ついてまわるものかもしれませんが、むしろそういう状態が当たり前だと受け止めて、こうした問題を神様に委ね、神様が最善をなしてくださると信じるときに、安心して夜も眠れるのでしょう。

私もみことば(聖書の言葉)を読んでいて、改めて上記のことに気づかされて、心が大変軽くなったのでした。感謝!