嫁さん入院 その2

先日の嫁さん入院時の様子の続きですが、今回デング熱に罹ったということで、高熱や頭痛、関節痛など本人曰く今まで経験した病気で一番苦しかったようです。
また、この病気は血液にも影響を与えるようで、嫁さんも血液検査の結果、platelet(血小板)の数値が下がってしまい、担当のドクターも心配していました。

ドクターによると、150(one hundred fifty thousand(150,000)のこと)以上が正常で、60以下になったら輸血が必要とのことでした。(後々調べたら、別に60でも輸血する必要はなさそうでしたが・・。)
嫁さんの入院二日目の数値が90台になっていたこともあり、ドクターからドナー3人を確保するようにとの指示を受けてしまいました。

嫁さんの血液型はAB型で、フィリピンでは日本以上に少数派の型であることから、とにかくこのドナー確保が一苦労でした。
近所のダン先生や、教会の文子さん始め、可能な限り連絡を取ってみたところ、何とか3人確保することができ、本当に感謝でした。
(ちなみに嫁さんはAB+という型ですが、他にAB−と単純なABという型もあり、同じAB型でも3種類に分類されるようです。)

三日目には数値が80台になり、いよいよ輸血が必要になるかと思われましたが、感謝なことにその後数値が回復し、何とか輸血をせずにすみました。
これはとても感謝なのですが、実は3人のドナーのうちの1人が、離島の牧師先生で、わざわざこのことのためにタグビラランまで来てくださっていたので、結果的に徒労になり申し訳なく思いましたが、喜んで来てくださったので心配ないとの話を聞き、一安心しました。無論、交通費をお支払いしましたが・・。

そんなことで、ドナーが見つかるまでは本当にヒヤヒヤしましたが、神様の導きと多くの方々の祈りと協力により、万が一の事態に備えることができ、新たな恵みをいただくことができました。

今日のおまけ
だんだん食欲も回復してきた嫁さんがピザを食べたいとのことでしたので、モールにあるBuzzz Cafeへ。バレンタインの特別メニューがあるとのことで、ピザ、パスタ、デザート、ドリンクのセットを注文。ピザがハート型になってる!