ボホール島の生活

ボホール島の生活については、既にこのブログでもいろいろと綴ってきたところですが、最近物価が上がり気味で必ずしも楽な生活ではないものの、やはりセブに比べると家賃も安く、環境も良いので、暮らしやすい方と言えるかと思います。

ただ、仕事という面で考えると、観光以外の目立った産業が乏しく、日本人の求人について言えばほぼ皆無と考えてよいと思います。そのため、こちらで生計を立てるには、ネットなどを通じて日本の仕事を行うか、現地でビジネスを立ち上げる、ということになってくるでしょう。

私は日本にいたときは勤め人(事務職)でしたので、気が付かないところで仕事は(常に)あるものという意識があったように思います。
こちらでは自分でビジネスを立ち上げたり、何か仕事を得ながら生活していますので、仕事がある喜び、仕事ができる喜び、というのを今更ながら噛みしめているところです。

あと、こちらではやはり日本と比べると生活費は断然安いので、日本の感覚で言えば多少の収入でも十分暮らせるというメリットがあります。
ただ、現地の(勤め人の)給与ということで考えれば、これも驚くほど安いので、その範囲内で暮らそうと思えば、かなり切り詰める必要も出てきます。

こちらの良いところは、日本のように仕事、仕事とせかせかせず、収入も少ない人が多いものの、みな明るく楽しそうで、(家族や親戚で集まって暮らすとか)何とか暮らしていけてるところでしょうか。
もちろん、仕事を得るため都会に出稼ぎに行って家族が分断されるようなことがあったり、大変な状況の中にいる人たちも少なくないのですが、何か日本のような悲壮感を感じさせない南国特有の明るさを感じる日々です。

(明るい教会の子供たち)