Tarsier Sanctuary(ターシャ サンクチュアリー)

先週の土曜日、H先生のお見舞いの後、その足でTarsier Sanctuary(ターシャ サンクチュアリー)という所に行ってみることにしました。
ターシャは既にロボック川の近くにある見学場所で見ているのですが、タグビララン市の近くにもあるという情報を得ていたので、観光案内の情報収集も兼ねて、大ざっぱな地図を頼りに現地に行ってきました。

場所としましては、Corellaという町の外れにあるのですが、我が家からですと車で30分前後で行けるところです。具体的にはタグビララン市から行く場合、J.A.Clain Ave.をひたすらCorella・Loboc方面に向かい、Corellaの中心部(教会やマーケット等)を抜けて10分前後行くと左側にターシャの写真のある大きな看板が見えますので、そこが入口になります。

入口を進むと、チケット売り場と休憩所のような建物があり、そちらでチケットを購入します。大人一人50ペソ(約100円)です。

チケットを購入するとさらに車で300mくらい進んだところに、事務所や駐車場があり、そこから見学場所として囲われている部分にスタッフと一緒に入っていきます。

スタッフの方が言うには、施設の敷地全体が森でターシャを保護しているようで、見学場所にいるターシャの数も日によって異なるようです。
私たちが見学したときは、4匹のターシャがいましたが、うち2匹は親子(1匹は赤ちゃん)でした。
見学できた個数はロボックのターシャより少なかったですが、目をぱちくりさせたり、首を動かしていたり、毛づくろいをしたりと、多少動きがあったので、見甲斐があったように思います。

また、見学の際は私たちしかいなかったので、ゆっくり見ることができました。(私たちと入れ違いに数人のグループが来ていました。)
さらに、事務所のある建物には、ターシャ関係の展示物(ターシャの骨や食物としている虫、ターシャに関するトリビア、・・等)があり、なかなか興味深いです。ターシャ自体が絶滅危惧種であるので、その保護関係の展示などもあります。

ロボックのターシャプレイスと比べると周辺に観光スポットもなく、土産物などの観光地的な賑わいもないのですが、じっくりターシャを観察するにはいいと思います。
また、タグビララン市からも割と近いので、ピンポイントでターシャを見たいときにも便利かもしれません。