ようやくリタイアメントビザ取得!

ネット接続不良等で更新が遅れましたが、一昨日、ようやくリタイアメントビザを取得しました。

このリタイアメントビザ(以前当ブログでフィリピン移住の決断を綴った際に少し触れましたが)は、SRRV(Special Resident Retiree’s Visa)と呼ばれるもので、フィリピンでの永住権に加え、現地での労働も認められているというスグレものです。
SRRVにもいくつか種類があるようですが、私たちが申請したものは、「SRRV SMILE(スマイル)」と呼ばれるもので、35歳以上から申請ができ、2万ドルを預ける他は必要な書類等を用意するだけでよい、という信じられないくらいのハードルの低さです。

取得に当たっては、現地エージェント(セブポットさん)にお願いしましたが、当初、取得に当たり1ヶ月から1ヶ月半くらい要するとのことでしたが、確かに申請から交付までは1ヶ月くらいでした。
ただし、申請に当たり現地警察(NBI)の無犯罪証明書が必要なのですが、これも申請から取得までに1ヶ月近く掛かってしまいました。また、私たちの場合、日本からの引越荷物(船便)の免税手続を並行して行ったため、リタイアメントビザが交付されても、役所に預けていたパスポートが戻らず、パスポートが戻るまでビザも受け取れないという状況になっていました。(これも結局1ヶ月くらい掛かりました。)
そんなことで、取得まで彼此3ヶ月近く掛かってしまいました(苦笑)。荷物の免税手続きはともかく、無犯罪証明の件は、エージェントも過去の事例からいってここまで掛かるとは思ってなかった(最近は交付が厳しくなった?)ようで、やはり何があるかわかりませんね。ビザ取得をお考えの方は、十分余裕を持ったスケジュールで臨まれることをおススメします。

さて、ビザ取得は本人が関係の役所(フィリピン退職庁)に行く必要があります。私たち夫婦もエージェントの担当者と一緒に役所の窓口に行ってきましたが、セブの場合(セブ含めビザヤ地域全部?)は、ラフグ地区のウォーターフロントホテル内にオフィスがあり、そちらで受け取ってきました。
アポを取っていた役所の担当者が病気で休みとのことで、一瞬おいおいと思いましたが、もう一人の男性職員が対応してくれて、「これであなたたちもフィリピン人と同じですよ。」とIDを渡してくれました。感激!

今後は年間の管理料として1年360ドルを支払う必要がありますが、預託金2万ドルに利子が付くようなので、利子分を管理料に充当できればと思っています。(SRRV SMILEの場合、預託金本体は手を付けられない(預けっぱなし)ようですが。)
ともあれ、これで本格的にフィリピンでの移住生活スタートです。無事に取得できたことを、神様に、また関係者の方々に感謝します。