移住までの道のり 8 怒涛の出国

多くの方々の忍耐の下、2月中旬に無事退職できたのですが、実はセブ島移住まで一週間少々しかなく、今度は移住準備に大忙しとなってしまいました。

ビザ(リタイアメントビザ)の事前必要書類については、事前に嫁さんが苦労しながらも準備を進めてくれたので、退職後改めてやることはあまりなかったのですが、それでも、車の免許証事前更新や銀行での海外送金手続き、保険の手続き等、諸々のことが残っていました。かなりバタバタと取り掛かりながらも、久しぶりに夫婦一緒に時間を過ごしたので、外出がてら久しぶりの外食を楽しむなど、一時の安らぎがあったのは感謝でした。

ただ、翌週(引越し、出国)になってからは、それまでなかなか取り掛かれなかった部屋の片づけのため、それこそ寝る間も惜しんでの作業となってしまいました(涙)。
私たち夫婦の場合、家具や電気製品等、大型の物はほとんど知り合いや友人に譲ったため、自ら処分するものはあまり無かったのですが、それでも細々した物(洗剤、文具、保存食品や調味料、車関係の道具、その他諸々)が予想以上に家の中で眠っており、これらの処分に相当の時間を費やす羽目になりました。
私たちが住んでいたマンションでは、ゴミ集積所にいつでもゴミを捨てられる(さすがに生ゴミは収集日に出していましたが)ので、そこは有難かったのですが、相当のゴミの量に集積所もパンパンになってしまい、ただただごめんなさい、と言うしかない状態でした。

そんなことで、またしても周囲に迷惑を掛けつつも、何とか家の引渡しを終え、翌日の出国に備え、早めに空港近くのホテルに向かいました。これでとりあえずは一段落と安堵の思いで行ったものの、空港の関門でパスポートが無いことに気づき、顔面蒼白となったのですが、そこで実家に保管してもらったプリンタ(コピー機)にパスポートを挟みこんでいるのではと妻に指摘され、案の定その通りでした。トホホ・・・。
慌てて引き返してパスポートを取りに行き、ホテルに着いたら、もう夜も遅かったのですが、これで一連の準備を終え、翌日、無事に出国、フィリピン入国を果たすことができました。最後は本当にバタバタでしたが、何とかセブ島移住ができたことを、神様に、またお世話になったお一人お一人に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

今回をもって、今まで綴ってきました「移住までの道のり」も終了となりますが、これから移住を考えている方々に少しでも参考になれば幸いです。
ただ、私たち自身も今は英会話学校に通い、貯金を切り崩しながら生活している状態なので、実際に現地で生計を立てていくまでは、なかなか参考にならないかもしれません。その辺は適時ブログを更新したいと思いますので、ご確認いただければと思います。
今まで以上に現地での生活や出来事等を記載していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。