ミッショントリップ

フィリピンはご存じのとおりキリスト教国(カトリック)で、受難日(キリストが十字架上で命を落とした日)やイースター(キリストが復活した日)の属する一定期間が、「ホーリーウィーク」として休日となります。
今年は、4月5日から9日までが休日となり、私たち夫婦が通う英会話学校もお休みとなるため、先日に続き、友人宣教師夫妻の住むボホール島に滞在しています。

前回は、友人宣教師Oさんの御主人(Gさん、フィリピン人伝道師)の伯母さんが経営するリゾートに滞在しましたが、今回は連休で満室となったこともあり、Gさんのお父さんが牧師である家の教会(友人夫妻の家も同一敷地にある)のすぐ隣の簡易宿泊所に滞在しています。
簡易宿泊所といっても、トイレ、シャワー、リビング等が共用の他は、ツインのベッドルームに滞在、清潔感があり、そこら辺の安宿よりもはるかにいいです。ただしシャワーは水シャワーですが。)

5日夕方にボホール入りしたのですが、6日の午後は、家の教会のメンバーがカラペという所の教会を応援するため、現地で伝道集会を行うミッショントリップに、私たち夫婦も同行することとしました。

カラペは私たちが滞在するタグビラランから車で1時間以上掛かる所で、応援に行った教会は、視覚障害を持ちながらも真摯に取り組まれる牧師を小学校教師である牧師夫人が生活全面で支え、かつ子育てもしており、なかなか大変な状況のようです。
(教会と牧師御夫妻)


また、近所では、昼間から酒を飲みながらカラオケをしていたり、ロトに興じていたり、やることもないから仕方ないのでしょうが、霊的な戦いを感じさせる地域です。

伝道集会は夜、教会近くの広場で行われましたが、老若男女100人くらいの人が集まっていました。

集会の内容は、キリストの受難等の映像(映画)や、各賛美、メッセージ等、盛りだくさんで、Gさんを中心に10代、20代の若いメンバーにも関わらず、既にいろいろな所で集会をやってきているせいか、しっかりした内容に、ただただ感心するばかりでした。

メインのメッセージはGさんがされていましたが、現地語メッセージのため話していることは全く分からなかったにも拘らず、その情熱やパワーがガンガン伝わってきて、私たちの罪のために十字架に架かられたキリストの受難が心に沁み渡る素晴らしいメッセージでした。(話していることがわからないのに伝わってくるという、まさに聖霊のなす業でしょうか・・。)

今回の集会でどのくらいの人が教会につながるようになるのか、傍から見ている感じでは全くわかりませんでしたが、神様が豊かな実を結ばせてくださることを祈りつつ、期待したいと思います。

また、ついでながら私たち夫婦もOさん御夫妻らの日本語賛美に共に参加させていただきました。
また機会があればこうした伝道の奉仕に参加したいと思いますし、私たち自身もどういった形で伝道の業に携わることができるか、日々祈っています。